第4回 しっかり動いてバランス力アップ!2  2009.05.12

健康づくりのための運動指針〈エクササイズガイド〉を活用しよう

管理栄養士・健康運動指導士
金子香織


前回のコラムでは「動くことの大切さ」についてお話しました。
今回はより具体的に「どのくらい」の運動の強度や時間を目安にすればいいのかを
厚生労働省から出ている
【健康づくりのための運動指針2006(エクササイズガイド2006)】
を元にお話したいと思います。

まずは運動の強さを表す単位のお話です。

METS

METsとは『運動の強度』を表す単位です。
体を動かした時に感じることのできる「キツさ」を数値として示したものです。

1メッツ

1METsは、じっと座って何もしていない時の状態です(安静時)。

 


例えば「生活活動での徒歩=3METs」

1メッツ

生活活動での徒歩(ゆっくり歩行・散歩)は
安静時の3倍のキツさの運動であるということです。

ある活動が、この安静時の何倍の強度に相当しているかで数値が決定します。

メッツ画像
他にも、
早歩き(4Mets)
軽いジョギング(6Mets)
重いものを運ぶ(8Mets)

と表すことができます。


ちなみにドリームフィットネスでエアロビをした場合
軽いエアロビクス = 5METs
となるので、安静時の5倍程度の強さの運動であると言えます。


参考 (独)国立健康栄養研究所HP 「身体活動のMETs表」より
http://www.nih.go.jp/eiken/programs/pdf/mets_n.pdf

 

 

メッツを使ってエネルギー計算をしよう

また、METsの値がわかれば、消費エネルギー(カロリー)の計算をすることができます。

消費カロリー計算


例えば
体重50キログラムの人が散歩を1時間行った場合は

カロリー計算

dotline

体重50キログラムの人がドリームフィットネスで30分間、エアロビクスを行った場合
カロリー計算2

となるのです。

 

ちなみに・・・下記の食品のエネルギー量を参考にしてください。

食品エネルギー

 

エクササイズガイド2006
(以下エクササイズガイド)
エクササイズガイドでは目標となる身体活動量を設定しています。

1週間当たり23エクササイズ

エクササイズ(Ex)運動の量の単位です。

エクササイズEx計算
となります。例えば普通歩行(3METs)を1時間行った場合、

3METs × 1時間 = 3Ex(METs・時) 

となります。

軽いジョギング(6METs)を30分行っても

6METs × 0.5時間 = 3Ex(METs・時)

になります。
1週間に行った活動を書き出し、エクササイズ換算した合計が
23Exを超えるのを目標にしましょう。
すでに23Exを超えている人はそのうち4Exを
4METs以上の強度の活発な運動を目指すようにしましょう。

《身体活動評価のためのチェックシート》
《METs換算表》

を使ってあなたのエクササイズをチェックして 1週間で23Exを目指しましょう!

身体活動評価のためのチェックシートのPDFダウンロードはこちら
METs換算表のPDFダウンロードはこちら

健康づくりのための運動指針2006 PDFダウンロードは→こちら
(参考:厚生労働省HP 運動施策の推進資料ページより)


 

 

トップへ トップへ